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槍ヶ岳 11月

2023.11.03
槍ヶ岳 11月

お知り合いからに誘われて登ってきました槍ヶ岳!
このお知り合い、日本百名山99座を登られ、最後に選んだのが11月の槍ヶ岳。
高度感や岩場があるとか、体力が厳しいとか、気象条件が難しいとか、
そんなことは承知の上で、どうしても楽しく達成したい山行でした。

当初は上高地からの2泊3日を考えていましたが、新穂高から1泊2日で上高地へ下山する計画に変更。
前日レンタカーで新穂高へ移動、新穂高周辺の登山者駐車場は混雑すると聞いてはいましたが、11月はガラガラ。

朝6時出発。駐車場から歩きだす人は0。
新穂高センターから槍ヶ岳方面に歩き出す人は我々だけ。
行き先が「北アルプス」「槍ヶ岳」なのに人の少なさに拍子抜け。

風は弱く、天気は良い。
途中からは笠ヶ岳や鏡平山荘もキレイに見え気持ち良く歩を進めるも、
千丈分岐点から飛騨乗越までが積雪と寒冷と風に苦しめられ辛かった。
千丈分岐点でルートを確認した時には「あと少しだね」と余裕だったのに(笑)。

15:30槍ヶ岳小屋着。
時間と天気を見て、この日の登頂も考えていたが、翌日も天候は良さそうなので翌朝に持ち越すことに。
この日の宿泊者は10名あまり。やはりこの時期に北アルプスの稜線を目指す登山者は少ないよう。

夕方は小屋の前で山頂を眺め、登山道と天候のチェック。
プライベート山行だけど、この時ばかりはガイド目線。
久しぶりの3,000mに頭は重いけど、登頂前日のルーチンを済ませると気持ちも体も安心する。

翌朝目覚めると、体調は落ち着き朝食は完食!
ヘルメットをレンタルし、いくつかのスリングとカラビナだけ持ち、いざ頂上へ。
小屋から頂上まで先行者はおらず、登るのはわれら2名だけ。
この頃にはもう静かな北アルプスが当たり前に(笑)。
お互いをケアしながら無事登頂。
それなりに風はあるも、手袋を外してスマホで写真が撮れるレベルの寒さ。
360度、西鎌尾根、表銀座、裏銀座、穂高岳までもがキレイに見渡せる大絶景。
百名山登頂の知り合いよりも自分の方が感慨深げ。
シンプルに「来てよかった」。

上高地までの帰りがこんなに長いとは…。
あと楽しみにしていた小屋の名物がことごとくお休み…。
11月はすでに閉めた小屋、もうすぐ閉める小屋ばかりだから仕方ないのですね。

でも河童橋まで来ると賑わいが!
祝勝祝いのアップルパイ購入し、バスで新穂高まで戻りました。

そのあとの温泉とアップルパイが体に染みる。
素敵な山行に感謝!!