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羅臼岳 9月

2023.09.18
羅臼岳 9月

北海道の標高1,000mの気象条件は本州の森林限界とほぼ同じおおよそ2,500m以上に相当します。

9月中旬の羅臼岳山頂付近はマイナス気温だったようで、立派なツララが成長していました。

天気よく国後島をキレイに見通せたこの日。
皆さん笑顔ですが、レインウエアは防寒のため脱げない日でした。 いざという時のために、ミッドレイヤーには
フリースやソフトシェルにプラスして9月は化繊ダウンの持参もおススメしています。

なお、9月は7月より日の出が遅く日の入りが早くなりますので、
行動時間も約2時間短くなります。
余裕のある計画を心がけてくださいね。

今年のトピックスとしてはヒグマ遭遇の多さ。
異常な暑さとそれに伴う麓の森の恵みの不作のためか、ヒグマたちが標高の高い場所に毎日のように出没しています。
もし出会ってしまった時は、ヒグマとの距離を見計らい無理に近づかないでください。
時には行動を変更する勇気も必要です (下山する、ヒグマがいなくなるまで待つなど)。
この山の行動時間には「ヒグマをやり過ごす」 時間も含んでおいてくださいね。