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アイスクライミング_2021

2021.01.06
アイスクライミング_2021

週末にアイスクライミング講習会があるため、ギアとロープワークの確認のためオホーツク海側に面する滝でアイスクライミング。
今年は年末年始に強い寒気が入ったため、氷の発達が良い。
仕事も薄そうなので(苦笑)、アイスクライミングを楽しめる日が多くなるかもしれませんね。
一方でより慎重で安全なアウトドアを求められている時期。
無理なチャレンジはせず、余裕の持った行動をしたいと思います。
今回はクライミングで使用するATC(ギア)の比較がBlogの話題です。
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実際に野外でのクライミングではATCを使った様々な技術を求められます。
予定されている講習会だけでなく、このギアは要救助者の引き揚げの際にも使用することから、オートブロックモード含め今回おさらいしてみました。
ATCとはロープを使用したクライミングで使用する下降器(ラぺリング)、確保器(ビレイ)を指し、簡単に言うとロープに摩擦でブレーキをかけるためのギア。
今回使用したのはすべてセカンドクライマーのビレイなど、さまざまな状況でつかえるタイプ。
今回は参加者が持参したATCのブランドがすべて異なり、その中でもマムート社製を持参した参加者(女性)が「開放がやりづらいんです」というため、3社の製品それぞれをセカンドビレイと開放で使ってみた。
比較できたのは3社はマムート、ペツル、ブラックダイヤモンド。
たぶん一般的に使用されている3社だと思います。
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ATC近影。左がマムート、右がペツル、ブラックダイヤモンドの写真はないけれど、同じような形をした金属製のギア。
それぞれのモデル名、マムートはベイダー、ペツルはルベルソ3、ブラックダイヤモンドはATCガイド。
普通に登攀ビレイしているときはその違いに気づくことはありませんでした。
使用したロープはシングルで径は10.2㎜。10㎜を切るシングルロープが増えてきた今では少し太いかもしれません。
オートブロックモード時に使用したロックのためのカラビナはHMS型。取説にはここはオーバルが良いと書かれていますが、今回は手持ちのHMSを使用。
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今回の使用感のまとめ
一番使いやすいのはブラックダイヤモンドのATCガイドでした。
引き揚げも、開放(降下)も操作性が良く、女性でも使いやすいとの評。ただセカンドビレイ時にカラビナを通す穴が縦になっているため、岩壁とロープが擦れてスムーズな扱いが出来ないという評価もあるので、この点は留意が必要かも。
次はペツルのルベルソ3。それぞれをそつなくこなします。
マムートのベイダーは、すべてをこなせることは間違いないけれど、ロープを引く、出す時の力の向きや加減に慣れが必要かも。所有者しか使わないのであれば問題はないけれど、他のATCを使用している方にとっては慣れるまで時間がかかるかもしれません。
ただ、マムートのベイダーはすでに生産販売が終了しているので、今後の購入に際しての参考にはならないと思います。
ただし、ATCの使用感はロープの径やブランドでも異なります。
過去にはB社のロープとP社のATCは相性が悪いという評価も出ていますので、今回の評価を一概に鵜呑みにしないでくださいね。
今回3社を比較できたのは有意義でした。弊社はクライミングガイドをしていないのでATCを入れ替えることはほとんどありませんが、次回購入時の参考にできますし、遭難対策でチームを組むことのある3名のそれぞれのATCに触れ、意見交換できたことも良かったです。
この氷瀑を見るスノーシュープランもご案内できます。晴れた日には海と知床半島、流氷シーズンは流氷を一望することもできるおススメの場所です。
コロナウイルス感染症拡大によって、なかなかアウトドアを楽しむお気持ちになれないかもしれませんが、来シーズンでもございますので是非ご検討ください!