ガイド日誌

冬の藻琴山

はじめての雪山。

自分自身が雪山に入山し始めた時、その傍らにはいつも優しくも厳しく接してくれた先輩達がいた。

導いてくれる人の存在がなければ、自分は雪山と接することは無かったかもしれない。
ガイドという職業を選択することもなかったと思う。

そしてその時代から雪山を教えてくれたのが「藻琴山」。
スノーシューからアイゼン、ピッケル。
そしてBCスキー。

さまざまな状況を教えてくれた山。

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天気の良い日であれば、東側に斜里岳から知床連山まで見渡せる。
画面の左端は流氷に覆われたオホーツク海。

美しい白いパッチ状の畑も冬の情景。

冬の頂上に立つ。
この場所が混雑することは無く、風がなければゆっくりと絶景を独り占めできるのも魅力。

標高はわずか1,000m。しかし周囲はダケカンバとハイマツ。
本州で言えば2,500mを超える環境。

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南側に目を向けると、眼下には屈斜路湖。

この日は雲海が流れ込み、屈斜路湖の中島が雲の上にポツリと浮いていました。

一番近いルートなら、約2時間で頂上まで来ることができます。
この日はスノーシューで到達!

冬のオホーツク、道東を一望できる場所にたどり着いたお客様の笑顔はガイドの心も明るくする。

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もちろん厳しい状況になる時も。

ピリリとした雪山の厳しさを知る。

天気が良い日だけではない、風を避けられるルートを選び慎重に歩を進めることも雪山の試練。そしてガイドの役割。

ルート、ギア、服装、体力、経験。
お客様と対話しながら、その日のベストを尽くす。

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スキーであれば、安全かつ気持ちの良い斜面に導くのも役割。

この日は屈斜路湖側へのラインが面ツル!
雪をチェックしドロップ。

もちろんビーコン、プローブ、ショベルは常に持参。
お客様にも必須で装備してもらっています。

レンタルもございますので、ご参加の際はお問合わせください。

今シーズンもお世話になりました藻琴山。
来シーズンもきっとお世話になるでしょう。

スノーシューでのご案内がほとんどですが、スキーでもご案内できますよ!

道東の冬の名山、藻琴山。是非ご一緒しましょう。

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