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流氷トレッキングと冬のカヤックを再考する

2020.03.11
流氷トレッキングと冬のカヤックを再考する

流氷トレッキングと冬のカヤックのプランも早3年目。
おかげさまで多くの方々にご参加いただける人気のプランになっています。
一方で流氷カヤックのイメージが難しいことも理解できた3年。
弊社の現行のプランは「最大定員5名に対してカヤック一隻、流氷トレッキング(流氷ウォーク)の合間に交代で乗船」という形式ですが、これに対して様々なご反応をいただきました。
特に流氷の密度が高く、海表面が限定され野球場よりも小さな海で実施して物足りなさを感じたゲストがいたり、事前に状況を説明した際にキャンセルされる方もいらっしゃいました。
「一隻では物足りない」、「全員が同時にカヤックに乗れるのかと思っていた」というご意見も。
半面、むしろ狭い海の方が流氷トレッキングやカヤックを安心して愉しめるという方もいらっしゃいましたし、こうしたご意見の方が多かったように思われます。
日によって刻一刻と変化する流氷を相手にしたプラン。
カヤックを漕ぎ出すには流氷が多すぎてもダメ、少なすぎてもダメ。
こうした3年を経て、来期より積極的にSUP(Stand Up Paddleboard)を導入すべくモニターツアーを実施してみました。
SUPであれば、野球場ほどの広さでも十分に愉しめることがわかりました。最大定員は4名と減りますが、すべてのご参加者にSUPがいきわたるようにギアの追加購入も考えております。
一方で、カヤックは乗ってしまえばSUPよりも安定した乗り物ですので、現行の「流氷トレッキングと冬のカヤック」も貸切プランとして実施予定です。
またカヤックも追加購入して、流氷が緩む3月上旬からは3名限定ですが「流氷カヤック」プランも視野に入れております。
今年は流氷がある限り、できるだけSUPで流氷の海に出て研究するつもりです。
最後になりますが、コロナウイルスの一日も早い事態の収束と、皆さまの健康をお祈りいたします。
皆様と流氷の海で逢えることを楽しみにしております。