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「流氷SUP」それは知床の新感覚アクティビティ! 知床アルパが考案したオリジナルコンテンツ

「流氷SUP」それは知床の新感覚アクティビティ! 知床アルパが考案したオリジナルコンテンツ

2021.09.18
投稿者:スタッフ

今話題のSUPは海や川、湖などをボードに乗って進みますが、知床アルパがご案内する流氷SUPはひと味違います。流氷の海で楽しむ新しいSUPで、知床ならではの冬の醍醐味をダイレクトに感じられるオリジナルコンテンツです。

当社の流氷SUPについて、特徴や必要な装備・持ち物などを余すことなくご紹介。知床の流氷やSUPが気になる方はぜひ参考にしてみてください。

流氷SUPとは?

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北海道の冬の風物詩である流氷は、例年1月末~3月上旬頃に知床に流れ着きます。サハリン北東部で生まれたものが季節風や潮の流れで南下して、知床の海は大小さまざまな流氷でいっぱいに。

そんな流氷の海でSUPを楽しめるのが、知床アルパで考案した流氷SUPです。ボードの上に乗って流氷の間を漕いでいくのは、この地だからこそできるSUPのスタイルとなっています。

流氷SUPが誕生するまで

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知床アルパでは、2015年から流氷カヤックプランを催行しており、流氷SUPは2020年に登場しました。既に流氷を楽しむカヤックプランがあったものの、SUPならまた違った知床の魅力が引き出せるのでは?とふと考えたのがその始まりです。

カヤックよりも視界が高いこと、バランスを取りながらチャレンジングなアクティビティになることなどに注目し、流氷の海での選択肢を広げてみようと2018年に構想を開始。翌2019年には、他のガイドさんにも相談し、SUPトレーニング、モニター流氷SUPなどを行い、本格的に導入に向けて準備を進めました。

2020年3月にリピーターのお客様を対象に流氷SUPプランを催行。お客様からは「カヤックで行けない狭い場所にもSUPなら入れて楽しい」「沖の流氷にアクセスできるのが楽しい」などの声をたくさんいただいています。

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特徴

流氷SUPと通常のSUPの違いは、何といってもフィールドが“流氷の海”ということです。知床の冬だからこそ感じられる魅力がそこにはたくさんあります。ここでは、流氷SUPの特徴を3つ見ていきましょう。

流氷の海を漕いで進める新感覚のアクティビティ

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SUPはさまざまな楽しみ方が考案されているアクティビティですが、流氷の海を漕いで進めるのは北海道、そして道東・知床ならではのスタイルです。

カヤックよりも不安定で、流氷と流氷の間はそれぞれ異なるので、バランス感覚や操作が必要になります。流氷の間を縫って漕ぐ体験はとてもエキサイティングで、爽快感もひとしお。難しい環境でSUPと向き合い、SUP本来の楽しさを感じられるのは魅力のひとつでもあります。

視野が高く海の景色を一望できる

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以前から催行されている流氷カヤックに比べて、流氷SUPは視界が高いのが特徴です。パドルに立った位置から見える景色は開放的で、知床の海や一面に流氷を一望できます。海や流氷を間近に見るのも良いけど、景色を広く立体的に見たいという方にぴったりです。

落水してもSUPや流氷があるから安全

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流氷シーズンの海は、SUPをするには危険と感じる方もいるのではないでしょうか。流氷SUPではドライスーツを着用するので、冷たい水が体に直接触れる心配はありません
また、SUPや流氷そのものが「島」となり、落水してもすぐに捕まることが可能。安全性に大きな問題はないので、心配することなく流氷の海でSUPを楽しめます。

もうひとつの特徴として、流氷が接岸すると周囲の波が抑えられて、海は穏やかになる傾向があるということ。羅臼周辺の流氷は波風によってとめどなく氷が動きますが、斜里ウトロの流氷は一度接岸するとじっと留まっています。だからこそ、SUPをする環境にも適していたのです。もちろん、ガイドが常に状況を判断し、楽しく安全に過ごせるように案内しているのでご安心を。

必要な装備と持ち物

流氷SUPに必要な装備と持ち物を確認しておきましょう。レンタルできるアイテムもありますが、揃えておきたい持ち物もあり、しっかり準備することで流氷SUPを思う存分満喫できます。

ドライスーツ・グローブはプランに含まれています

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流氷SUPを楽しむために必要なドライスーツ・グローブのレンタルは、プラン料金に込み。ドライスーツは防水性・保温性が高く、水の侵入を防ぎつつ、体温を守ってくれる優れものです。よく浮く素材を使用しているので、泳げなくても流氷の海をぷかぷかと移動することができます。

動きやすい服装と暖かい帽子を用意

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ドライスーツは普段着の上に着用します。そのため、ハイネックやフード付きのパーカーなどでは着用することができません。

また、SUPは全身を使うアクティビティなので、なるべく動きやすい服装を選ぶと良いでしょう。伸縮性の高いスポーツウエアやアウトドアウエアなどがおすすめです。体はドライスーツで寒さを防げますが、頭や耳は冬の空気にさらされます。毛糸の帽子など、防寒できる帽子も持参しましょう。

スマホなどを入れる防水ケースがあると便利

スマホなどの貴重品は、防水ケースに入れて持ち運ぶのがおすすめです。アウトドア用品店などでは「ドライバッグ」という名前で販売されています。これがあると、パドルで漕いだ水が跳ねたり、落水したりしても、水から守ることができます。

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ジップが付いた保存バッグではダメなの?という質問をいただきますが、それでは落水した時に浮きません。また、繋ぎ目などからの浸水の恐れと寒さにも耐えられないです。繋ぎ目がなく、水中に浮く素材で作られた「ドライバッグ」がやはりベストです。1回の体験のために購入するのは悩むという方は、有料のレンタルも用意しているので、ご相談ください。

そしてもうひとつ! スマホ専用防水ケースの用意もおすすめしています。SUPから流氷の海を撮影したり、記念写真を残したりしやすくなるので、こちらはご自身の端末サイズに合わせて用意しておくと良いでしょう。

流氷ウォークも一緒に楽しめる!

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知床アルパの流氷SUPでは、流氷ウォークも楽しめます。SUPで大きな流氷に上陸し、流氷の上に乗る貴重な体験をしてみましょう。

SUPの操作に慣れていなくても問題ありません。ドライスーツは海で浮かび、ボードをビート板代わりに使えるので、泳ぐのが苦手な方でも流氷までたどり着くことができます。

流氷SUPが体験できるのは知床アルパだけ

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流氷SUPは、流氷の海をフィールドにして知床ならではのSUPを楽しめる新感覚のアクティビティです。流氷の間を漕ぎ進む爽快感を感じながら、高い視界の位置から知床の海を一望できます。

流氷ウォークも一緒に楽しめて、流氷の上に乗る体験ができるのも魅力です。知床観光の際は、ぜひ流氷シーズンに知床アルパで『流氷SUP&ウォーク』にチャレンジしてみませんか?