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羅臼岳 8月

2025.08.08
羅臼岳 8月

北海道、羅臼岳の登山は、近年では暑さ対策が重要になっています。特に羅臼岳を訪れる際は、十分な準備と対策をお願いいたします。今回は8月の羅臼岳登山の注意点について解説します。

・羅臼岳登山での飲用水について

近年の北海道は、以前に比べて暑い日が増えています。羅臼岳の登山でも、特に気温が高い日には熱中症のリスクを考慮しなければなりません。

岩尾別登山口から羅臼岳を往復する場合、行動時間は10時間以上になります。このため、飲用水は最低でも2.5Lは用意しましょう。凍らせたペットボトルの水も有効ですね。日帰りの登山でも、途中で水が足りなくなる可能性があります。羅臼岳は水場が少ないため、出発前に十分な量の水を準備することが大切です。浄水器の持参も検討くださいね。

・岩尾別登山口の駐車場と高山植物

岩尾別登山口の駐車場は広さが限られています。夏場や休日は多くの登山客で混雑するため、駐車する際はバスや緊急大型車両が通れるように配慮してください。配慮なく車を停めてしまうと、他の車両の通行を妨げるだけでなく、緊急時の対応に支障をきたす可能性があります。

羅臼岳の登山道は、高山植物が豊富なことでも知られています。
8月になると、可憐な白い花を咲かせるクモマグサや、紫色で美しいサワギキョウなどの高山植物に出会えるますよ。
美しい景色を楽しみながら、安全に登山を計画しましょう。

・最後に

羅臼岳登山は、美しい自然を満喫できる素晴らしい体験です。しかし、羅臼岳は標高が高く天候が変わりやすいこと、ヒグマの生息地であることなど、危険を伴うことも事実です。万全な準備をして、北海道の雄大な自然を安全に楽しみましょう。もちろんガイドのご依頼もお待ちしております!