JSCA ベーシックインストラクター検定

知床アルパの冬といえば「流氷カヤック」。

 

開始から丸4年、多くのゲストを迎えるようになったからこそ、パドルスポーツを代表する組織のライセンスを取得したい。

パドルスポーツを基礎から学びたい。

「流氷カヤック」はその名のとおり、厳冬期に流氷の海を漕ぐというシビアなコンディション。 

ある一定以上の技術とその認定が必要だという思いから、5月初めにインストラクター検定を受験してきました。

 

今回受験したのは一般社団法人日本セーフティーカヌーイング協会(Japan Safety Canoeing Association)、通称JSCAのベーシックインストラクター資格です。

いくつかある団体の中でなぜJSCAを選んだかというと、すでに一般社団法人として検定や各種講習会、安全普及、安全管理規定を高いレベルで実施しており、透明性の高い協会運営を継続し将来的には「公益社団法人」を目指している団体だから。

また、所属している事業者様が皆、一定の質と志を保ち、資格を持ちプロとして活動し、その対価に責任をもっていることも理由でした。 

 

検定は座学と筆記試験、実技の二日間。

座学ではパドリングスポーツの基礎知識などの総論から始まり、ギアの用途と特性の把握、フィールドでは気象、気温、地形や風などが密接に関わり起こり得る事象の把握、救急法ではパドリング中に発生する可能性のある傷病の予防と対処法、技術論では効果的な指導の実践など、安全で快適なパドリング活動の基本的な方法論をみっちりと知る一日となりました。

無事に筆記試験も合格。

 

普段なにげにプラン中に実施していることも「言語化する」というプロセスを経ることで、再度整理することができました。

 

2日目は実技検定。検定は普段使用している艇で臨みます。

知床アルパで使用しているアルフェックカヤックはJSCAではレク艇(レクリエーション艇)というカテゴリー。

この検定では普段自分が使用している艇の特性を理解し、操船やレスキューできるかという技術も合否判断に含まれるため、事前に練習も重ねました。

検定では効率的なフォワードスウィープとリバーススウィープ、滑らかなスピン、素早くシンプルに、かつ安全なレスキューの実施など、インストラクターとしての最低限の技術を試されました。 

緊張のため確認しながらこなしたためか、検定員さんから「練習の時の方がスムーズで良かったよ」と言われ合否にドギマギしましたが、無事に合格し、JSCAベーシックインストラクター(カヤック)を取得しました。

 

セーフティーで効果的なガイドを実践するために、ガイドとしての役割と留意点を確認できた検定。

将来的にはSUPも取得予定。

これからもライセンスに恥じぬようなパドルスポーツを提供していきたいです。 

 

*この検定は緊急事態宣言前に実施しております。