海別岳

海別岳は知床半島の付け根に位置し、夏道はないのですが、穏やかな山容から冬にBCスキーやスノーシューで楽しむ方が多い山。

 

そんな海別岳にBCスキーに行こうという所属する会の企画。 

斜里から見る海別岳の麓に雪はない。そんな計画には魅力が薄いのでしょうか。

集まったのは男3人のみ(笑)

 

それでもシーズン終盤に滑りたい!

谷筋には雪が残っているはず!

 

男たちは妄想を抱き朝6:30スタート。

想像以上に雪はなし…

 

スキーを背負って、30年前に廃道となったササだらけの林道をとぼとぼ歩く。

 

 標高500mを超えれば雪の上でスキーが履けるだろうという目論見はあえなくハズレ、谷を見れば水がダバダバと流れる状況。

 

まだらに残る雪が足にまとわりついて恨めしい。

例年であれば雪で埋まっている沢も今年はすでに水が流れている状況のため、流れの薄いところ探し渡渉。

 

標高をあげるも、一向にスキーは履けず疲労と時間ばかりが積み重なっていく。

 

「季節が2週間以上早い」、「10年前なら5月中旬でもこのあたりからスキーが履けた」、「暖かいというのもあるが、冬季の積雪量が減った」

 

昔話で紛らしながら、もう少し、もう少し、という気持ちで歩を進める

標高650mまで行くとようやく谷の中が雪で埋まる。

 

でも積雪は少なく滝は露出、植生も露出。

そのため、なかなかスキーを履いて行動はできず…。

 

ようやくスキーを履けたのは標高750m付近から。

歩きだしの標高が約200mなので、標高差500mをスキーを担いで行動したことに。

 

その間、藪を漕いで、倒木をまたいで、くぐって。疲れました。

時間切れと気持ちの疲労で、この日の到達点は標高1,150m。

ちなみに海別岳のピークはこの沢の先の標高1,419m。

 

さあ、お待ちかねの滑走ですよー!

 

至福の時間と滑走距離はごくわずか。

 

前日に降った雪が5㎝ほど残っていたため、カリカリやストップ雪ではなく楽しめたことは救い!

 

こんなにスキーを背負って登ったことは初めてかも。

 

記憶に残る山行になりました。

 

 

標高750m付近にあった氷瀑。

 

氷瀑好きの笠井。

ニヤニヤしながら観察していたら撮られていました(笑)。

 

これ登ったら初登でしょうか。来シーズンの課題が見つかりました!

 

下山は14時30分、冬山、夏山それぞれの疲労感が混じりあう不思議な感覚。

 

季節は進みます。

 

そろそろ冬のギアはお片付け。

夏山の準備をはじめます。