一合目から登る富士山

北海道山岳連盟のサポートで8月24日~27日まで富士山へ行ってきました!

 

『一合目から登る富士山』

「山は高さじゃない」と思っていましたが、日本で一番高い山中での二泊三日は想像以上に濃厚な時間でした。

先にこの機会を与えていただいた方々、仕事の都合をつけていただいた方々に感謝申し上げます!

 

 

 

 

 

初日は須山浅間神社を参拝。

 

ここは全国にある浅間神社の一社であり、今回登る須山口登山歩道の起点。

 

「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部として世界文化遺産に登録(出典:Wikipedia)。

まずはみそぎを済ませ、富士講を知る。

 

その後、宿泊先に移動、夜に富士山を見れば山小屋の明かりと登山者のヘッドライトがちらちら。富士山の人気の高さに改めて驚く。

 

2日目:水ケ塚駐車場発。須山口登山歩道から富士宮ルートを目指す。 

 

「一合目からの富士山」はここからスタート!

標高1450m、すでに海別岳の頂上よりチョイと高い。

 

今回の日程は、一合目から六合目まで登り一泊、翌日に六合目から頂上まで登り一泊、その翌日にご来光を見て下山の山中二泊三日の予定。

 

1,660m付近。羅臼岳と同じ標高。

 

気温は25℃ほど。北海道ではすでに森林限界を超える標高でも苔と広葉樹の世界。ようやくダケカンバを見つけなぜか歓声が上がる(笑)。

 

須山登山歩道では、わずか数名とご挨拶しただけ。静かな静かな登山道でした。

 

この美しい森から宝永山を目指し、そこから富士山を眺めるだけでも素敵な時間が過ごせますよ。

 

富士山のマップはどれも色分けや多言語対応がなされ美しい。

 

また統一感があるのもうれしい。

 

北海道の山は所轄ごとに異なる看板が展開され、デザインに統一感がないのが難点。

 

世界遺産になったこと、遭難が多く発生すること、多くの外国人が訪れることが契機になったのでしょうね。

 

宝永第三火口に差し掛かると森林限界になった。標高約2150m。

 

宝永山火口まで順調に歩を進めるとブラタモリで見たことのある景色が広がった。

 

この後、新六合目標高約2,500mの山小屋に投宿。

 

ここまでの行動時間は約5時間。

 

だれも高度障害には陥らず順調な初日になった。

 

頂上へ向かう日は6:30発。

 

吉田ルートの次に人気のある富士宮ルートに接続。8月最後の週末とあって登山者の数は多い。しばし追越しなど混雑が発生する。

 

7:00にはご来光を見たと思われる下山者ともすれ違い始める。

 

富士宮ルートには各合目に小屋があり、トイレや水、行動食に困ることはなかった。

 

トイレは200円、水(500mlペットボトル)は400~500円。

 

無事に12:30、全員が登頂を果たす。

 

高度障害が出始めた参加者もいましたが、症状は軽く行動に支障はないとのことで、そのままお鉢巡り。ずっとガスがかかった状況ですが、剣ヶ峰にも登頂し16:00投宿。

 

事前のネット情報で確認はしていましたが、山小屋の事情はあまり良くはないですね。ただ多くの宿泊者や登山者がいるために仕方がない部分もあるのでしょう。

 

翌日は4:30からご来光を見るため行動。

 

軽い頭痛を抱え、食欲もそれほどわかず。やはりここは日本で一番高い山でした。

 

お鉢全体をうごめくヘッドライト。登山者の動きを規制をする関係者。人気の山であることを実感!

 

ご来光は雲の隙間から少しだけ拝めました。また次の機会ですね。

 

5:30、御殿場ルートで下山開始。

 

雲海がはるか下。北海道でも雲海を見ることはありますが、この高度感は初めて。

 

300mも標高を落とすと、少しづつ頭痛がおさまり始めました。

 

砂走り。鼻の中まで真っ黒、じゃりじゃり!

 

マスクも必要ですよ~。

 

宝永山を経て最後に富士山を望む。

 

今回はサブリーダーだったため、ようやくここで山中での仕事の終わりを感じほっとしたことを思い出す。

 

大きなトラブルがなく無事に帰着できたのは、リーダーや参加者の参加前からの用意があったから。

 

素敵な4日間に感謝!

 

この経験を今後の仕事につなげていきたいと思います!