地域の環境を記録する

ネイチャーガイドの役割はゲストを安全に楽しく自然の中に案内する。そのことが第一義かもしれない。

美しい風景や動植物たちの活き活きした姿を撮影し伝えることも仕事だろうか。

 

ただ、それだけの仕事に満足していてはダメだと個人的には考える。

利用することは、利用できる環境を知ることが必要だから。

 

今年も斜里川でイトウが産卵をするシーズンとなった。

国内では現在、北海道にしか生息しない「幻の魚」。絶滅危惧IB類(EN)(環境省レッドリスト)。

 

斜里川水系では、産卵ができるまで成長した親魚は♂♀合わせわずか30尾程度と推定されている。

 

毎年、産卵期はできるだけイトウ産卵調査に参加し、その生態を記録するようにしている。

地域の自然や生物を対外的に示せるように記録を続けることも、「地域の自然に生かされている」人間としての責務だと思う。

 

斜里川にイトウに関しては下記もご参照ください。

https://www.facebook.com/sharigawa/

http://shiretoko-museum.mydns.jp/_media/shuppan/kempo/3004s_kasai-etal.pdf